「ELEC秋期小学校英語教育workshop」を開催

「ELEC小学校英語教育workshop」が、10月26日(土)に開催されました。午前の部(10:00-12:30)は田園調布雙葉小学校の相田眞喜子先生、午後の部(13:30-16:00)は明星学園小学校の入江潤先生にご指導いただきました。

 今回は大きなテーマとして、小学校で先生方が「授業の進め方において苦労している….」と感じる授業取組の解決策となるような内容としました。それぞれの先生にはそれを踏まえて下記のテーマにてご講義いただきました。その概要をご紹介します。

相田眞喜子先生:「授業の中に効果的な『やり取り』を増やそう」

 相田先生の講座では、子どもたちが「ことば」を使いながら学んでいけるように、授業の中にやり取りを増やし、子どもたちを巻き込みながら授業を進めるコツを体験しながら参加者と一緒に探っていくという内容でした。相田先生から具体的な実践を示していただき、受講者にとっては、自身の授業において活用しやすいと思われるものばかりでした。研修後、受講者アンケートに下記のご感想をいただいています。 

・「意味のあるやり取り」をキーワードにしているので、どのようにしていけば実践していけるかということが分かりました。
・具体的な指導法やアクティビティーを通じて、先生のお伝えになりたいことをとても良く理解することができ、大変勉強になりました。
・具体的な活動例やアイデアをたくさん紹介していただき、それぞれ大事なポイントが明確に示されていたので、とても分かりやすく、参考になりました。
・緊張することなく、楽しく受けることができました。きっと学校の教室でも子供たちはリラックスしながら楽しんでいるのだろうと思いました。

入江潤先生:「ここから始めよう、楽しいティームティーチング」

 入江先生の講座では、「ティームティーチング」(以下TT)にフォーカスし、授業で大切にしたいものや、子どもたちへのアプローチについての情報を共有しました。TTで何を共有しておく必要があるか?どう進めれば活動が楽しくなるか?実際に活動も行いながら、授業におけるTTの在り方を掘り下げていきました。下記受講者の方々からのお声です。

・TTにおいて、そしてそれ以外にも役立つようなタイプのパートナーシップのお話は興味深かったです。ハンズオンの活動例も役に立ちそうです。ありがとうございました。
・TTのノウハウなど、ワークショップを通してよく分かりました。なかなかTTを行う機会がなく、その良さを分からなかったので、今日の講義を受けてやってみたいと思いました。
・TT体制を実際に行っているので、リアルな悩みが改善された気分になりました。
・目からウロコなことばかりでとても参考になりました。

 ELECの「小学校英語教育workshop」は、先生方が日頃授業の中で悩まれている「困った…」を解決する研修会で、夏期、秋期、冬期の年3回開催です。今後も、先生方のご要望やお悩みにお応えできる研修会を実施してまいります。皆さまのご参加お待ちしております。

 2019年12月27日(金)「冬期小学校英語教育workshop」は多数のお申込みをいただき盛会のうちに終了いたしました。ご受講いただいた皆様、誠にありがとうございました。