2024年度ELEC英語教育賞授与式・特別講演
2024年度ELEC英語教育賞授与式・特別講演は、授賞校関係者およびご来賓をお招きし、文部科学大臣賞およびELEC理事長賞の授与、特別講演を行います。開催日当日にどなたでも無料でご観覧いただくことが可能です。ご来場をご希望される方はこちらよりお申込みください。
なお、開催の模様は後日YouTubeにてオンデマンド配信いたします。
詳細情報 (当日観覧お申込み受付中です)
内容
- 14時00分:
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- 開会
- ・挨拶(ELEC理事長 赤阪清隆)
- ・選考経過と講評(選考委員長 吉田 研作)
- ・賞状授与
- ・授賞校代表者の言葉
- ・祝辞(文部科学省初等中等教育局教育課程課外国語教育推進室長 田井 祐子)
- 14時30分:
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- 授与式終了
- 14時45分:
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- 特別講演(大阪学院大学教授・元外交官 松永 大介)
- 16時10分:
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- 特別講演終了
※ 特別講演終了後、交流会を行います。(~17:30頃まで)
- 特別講演終了
特別講演
「心に響くことばを紡ぐには」
講師 松永 大介(大阪学院大学教授・元外交官)
長年にわたり英語とかかわって気づいたことがあります。それは馴染み深い言葉であればあるほど聞き手の心に響きやすく、イメージも広がりやすいという事実です。外務省の仕事で色々な国に赴任するたびに、その国の言葉を学んできましたが、どの言語においてもこれは共通であり、わたしたちの母語である日本語においても同様です。英語であればアングロ・サクソン系(英国固有)の言葉、日本語であれば大和言葉がそれに当たります。スピーチの名人とよばれたチャーチル元首相は「短い言葉が一番よい。古い言葉(英国固有語)なら尚更よい」と述べています。やさしい言葉の奥深い世界を一緒に探検してみませんか?
講師 松永 大介
日銀を経て外務省に約40年務める。長年NHKのラジオ講座を通じて英語を学び、学部学生時代にサンケイ・スカラシップで米国イリノイ大学に留学。帰国後6年を経てスタンフォード大学に留学し経営学修士(MBA)を取得した。米国(ワシントン)、マレーシア、フランス(パリ)、ベトナム、香港、ドバイ(アラブ首長国連邦)、英国スコットランド(エディンバラ)、エチオピアで勤務した。歴代総理大臣・外務大臣の英語通訳の経験もあり、第1次湾岸戦争の際はその渦中で勤務しつつ関連する通訳業務も行った。エチオピアでは大使を務めた。陛下の御用掛(英語ご通訳)も経験した。