【文部科学省後援】2022年度ELEC夏期英語教育研修会 対面研修会

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対面研修

日  程

2022年 8月17日(水)~21日(日)

各コース1日制(午前の部 9:30-12:20 午後の部 13:30-16:20)

定  員

32名

実施形態

ELEC研修会場(東京 神田錦町)対面レクチャーおよびワークショップ

ご受講料

各コース1日制 11,000円(教材費・消費税込)

申込締切

定員に達し次第締め切り

空席があれば研修当日8:00までお申込み可能です。

(受講料支払い完了、研修開始時刻までにご来場いただく必要があります)

お申込み

下の研修一覧よりご希望のセッションをお選びください。

  • お申し込みはイベント申込サイト「Peatix (ピーティックス)」よりお願いいたします。お名前とメールアドレス、ニックネームのご登録のみで簡単にご利用いただけます。
  • 学校様・教育委員会様のお取りまとめ(請求書発行・お振込み)によるお申し込みも歓迎いたします。お申し込み方法をご案内いたしますので、お取りまとめご担当(代表)者様より、ELEC教員研修部 宮地 miyaji ★ elec.or.jp (★を@に読み替えてください) まで電子メールにてご連絡ください。
  • 領収書は「Peatix」上にてお客様ご自身で宛名と但し書きをご記入いただける領収データが発行可能です。ELECからの領収書が必要な方はお問い合わせください。
  • Peatix社の仕様により、コンビニ/ATMでのお支払いには220円(税込)の手数料がかかります。また、お申込み後3日以内にお支払いされなかった場合、お申込みがキャンセルになりますのでご注意ください。

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コース開催日講師申込み
AT18月17日(水)渓内明・阿野幸一受付終了
AT28月18日(木)和田玲 (終日研修)満席
AT38月19日(金)豊嶋正貴・肥沼則明受付終了
AT48月20日(土)土屋進一・布村奈緒子受付終了
AT58月21日(日)柳川浩三・萩原一郎受付終了

コース詳細

コースAT1 8月17日(水) 
講師:渓内明・阿野幸一 ⇒ 受付終了
午前テーマ:「英語で進める効果的な授業実践法 ~言語材料・本文の導入から言語活動まで~」
デジタル黒板、デジタル教科書をはじめ、ICT活用の影で、最も大切な「教師自身の音声」による丁寧な導入が失われていないでしょうか。oral introduction、 explanationの役割、音読から言語活動への流れ、中学校入門期の在り方にも触れながら、一緒に考えていきましょう。

講師:渓内明(文京区立本郷台中学校)

<過去受講者様アンケートの声>
・とても理解しやすく、指導の基本の学び直しをするのに最適な講義でした。また、何げなくやっていた事に対する意味づけを確認できたという点では、有効だったように思います。音声の後の展開に悩んでいたので、参考になりました。
・音読のタイミング、取り入れるタイミングについて改めて考えることが出来ました。手法も学ぶことが出来ました。
・基礎力を教科書で身に付けるための音読指導の方法について、デモンストレーションも交えて詳しくご説明いただきました。1時間目と、復習のための音読の内容の違いを、理由を含めてご説明いただいて、何となくやっていた音読も、きちんと系統立てて行わなければならないと感じました。
午後テーマ:「教科書を活用するための単元構成と授業づくりワークショップ」
中学校の教科書のある単元を使い、どのようにゴールを設定して単元構成を行うか、そしてどのようにその中の1時間の授業の流れを作ったらいいかを参加者全員で考えます。対面研修でのメリットを生かし、グループでアイディアを出し合いながら指導案を作成します。その指導案をもとに、言語材料や題材の導入や言語活動の一部を実際に行い、よりよい授業づくりについて全員で考えたいと思います。

講師:阿野幸一(文教大学)

<過去受講者様アンケートの声>
・自分の考えをまとめる時間、グループでシェアする時間を経て、阿野先生の師範授業を拝見することができたので、理解が深まりました。中学校英語新教科書の工夫や指導の流れがよくわかりました。
・阿野先生の模擬授業を受け、発問の種類について詳しく学ぶことができました。自分の授業は、普段は事実発問が中心になっていると知り、あったとしても推論発問止まり、だということを気付かされました。そして、生徒の生活に即した発問を英語で投げかけることで、生徒とのやり取りが一気に現実味を増すことを知り、早速実践してみたくなりました。
・英語のやり取りを通した内容理解によって、思考や想像が次々と広がっていくことを実際に体験することができました。
コースAT2 8月18日(木) 
講師:和田玲 ⇒ 満席
午前
午後
テーマ:「深い学びへ導く英語リーディングの実践 〜学習者エンゲージメント(夢中)を引き出す授業デザイン〜」
中高の教科書を用いて、学習者の「夢中」を引き出す4技能統合型のリーディング授業を対面型workshop形式でご紹介します。生徒の夢中や積極的関与を引き出すためには、意欲の喚起・維持・強化という視点が欠かせません。それらを効果的に促すいくつかの原理とそれに基づく指導技術を知ることで、授業デザインの質がグッと高まります。この講座では、複数の異なるアプローチを用いて、text-based lessonの具体的な手法について語ります。

講師:和田玲(順天中学高等学校)

<過去受講者様アンケートの声>
・和田先生ご自身の生き方、感じ方の全てが生徒たちに伝わる授業をなさっていることが伝わってきました。「無知は人を傷つける、だから学び続けなければならないのだ」というメッセージは、ぜひ「和田玲先生のお言葉」として、私の勤務する学校の生徒たちにも伝えたいです。
・生徒に真の意味で読みたい、続きが知りたい、(解決すべき問題があれば)自分に何ができるかと考え、行動を起こしたくなるような素晴しいリーディングの授業展開だと思いました。一つの読み物を生徒と対話しながら、あるいは生徒同士が対話できるような機会を設けながら、読み進めていく手法は本当に見事だと思いました。
・短い時間の中に貴重な内容がぎっしり詰まった研修でした。今一度授業を行う上で決して忘れてはならない大切なことを思い出しました。
コースAT3 8月19日(金) 
講師:豊嶋正貴・肥沼則明 ⇒ 受付終了
午前テーマ:「アクティブラーナーを育てるための仕掛けの作り方」
自ら学びに向かっていくことのできる自立学習者を育てるための授業づくりの考え方〔教科書を活用した教材研究の方法、効果的なワークシートなど教材の作成方法、実践的なICTや教具の活用方法など〕を実践例を提示しながら紹介していきます。

講師:豊嶋正貴(文教大学付属中学校・高等学校)

<過去受講者様アンケートの声>
・ ICTを使うか使わないかに終始するのではなく、いかにちゃんと使うかを考えられるように、自分がまずは練習する量を増やす必要性を痛感しました。大量のアイディアを紹介していただいたので、新学期の授業でどう使うのか、今からさっそく検討して、生徒に還元できればと思います。
・アクティブラーナーを育てる授業の仕掛け、教材との向き合い方、生徒との関わり方、また実際の授業実践も紹介していただいてとても有意義でした。場面、場面で自分の授業を振り返りながら新学期は改善したいと思う点などいろいろイメージしながら講義を聞いていました。今後の授業実践に生かしていきます。
・生徒に興味・感心を持たせて自立的な学習につなげていくための授業づくりに関して、ICTを効果的に用いながら指導していくヒントを得ることが出来ました。
午後テーマ:「主体的・対話的で深い学びの視点からの授業改善 -これまでも、これからも変わらない授業作りの基本-」
本研修では、授業における実際の指導例をもとにして、「主体的・対話的で深い学び」を実現する指導のあり方、学習指導要領や教科書が変わっても変わらない授業作りのあり方、日頃の授業で当たり前に行っている指導内容に対する発想転換の必要性、等を考えていきます。

講師:肥沼則明(埼玉大学・神奈川大学・早稲田大学大学院・元筑波大学附属中学校)

<過去受講者様アンケートの声>
・常に目の前の生徒とのやり取り、人間関係を大切にすること、活動に対しての振り返りを行うこと、普段行っているからといって、そのまま継続せず、生徒のやる気を引き出す方法を考え、実践していくことの大切さを認識することができました。
・1つ1つ実践に裏付けられた話で、とても興味深く引き込まれました。教えるテクニックの素晴らしさもさることながら、指導技術を向上させるために積み上げられてきた根幹がよりよい人間関係作り、それを支える人を大切に思う心ということが伝わってきて心を打たれました。
・お話から以下のことを改めて考えさせられました。「①生徒から学ぶこと②記録を残す強さの大切さ③人柄、教育者としてのあり方」自分もとてもmotivateされました。
コースAT4 8月20日(土) 
講師:土屋進一・布村奈緒子 ⇒ 受付終了
午前テーマ:「教科横断型授業から得られる新たな授業実践 ~生徒の学び・気づきを実体験する~」
教科等横断的な視点に立ち、言語活動を通じた読解力や語彙力などの言語能力を育成する3つの具体的指導例(英語×①生物 ②数学 ③古典)を提示します。教科横断型授業による生徒の学び・気づきを参加者の先生方にワークショップ形式でご体験いただきます。

講師:土屋進一(西武学園文理高等学校)

<過去受講者様アンケートの声>
・とてもわかりやすい講演で、パワーポイントの構成にも大変惹かれました。教科書の扱いもとても丁寧に組み立てておられ、知りたいことが詰まったお話でした。やってみたいことがたくさんありましたので、さっそく新学期からやってみようと思います。
・実際に50分の授業の中でどのように展開していくのかが具体的にわかり、自分の授業に生かしやすいと感じました。引き出しが多いのに、型があるのがとても印象的でした。進めやすい授業を展開できるよう、参考にしたいと思います。
・教科横断型授業をどのように構成すべきかを、一つの授業を最初から最後まで実際に体験することで自分に足りないことを学べました。ご自分が持っているものを惜しみなく共有してもらいたいという姿勢が素晴らしいと思います。
午後テーマ:「使用場面における柔軟な英語力を育成する言語活動の実際 ~中高6年間を通して~」
コミュニケーションを通して生徒の言語力を高め合う具体的な実践例を紹介します。また、生徒の思考を促すタスクの設定や、間違いや意見の違いを恐れず、使用場面に適した英語力を身につけるための活動をお伝えします。定型文の暗記ではない柔軟な表現力の育成に重点を置き、生徒の自信を深め、豊かな自己表現力を身に付けさせる方法を学んでいただきます。

講師:布村奈緒子(ドルトン東京学園高等部)

<過去受講者様アンケートの声>
・自分もたまたま今回と同じ教材と同じトピックで高校生を教えたことがあったのですが、少しのアプローチの違いで生徒に期待される力もだいぶ変わってきていて勉強になりました。評価の仕方、ルーブリックもとてもわかりやすく、参考にさせていただきます。
・布村先生のご講演はこれまでに何度か拝聴し、授業での取り組みなども
Find!アクティブラーナーで拝見していました。一つ一つの活動に意味とつながりを持たせ、新指導要領で謳われている4技能5領域の育成を目指し、さらに評価と一体化した指導のあり方は圧巻‼でした。特に評価の細かいルーブリック、他教員・生徒とも共有された綿密なプランにはただただ感動、時間と労力はどれほどのものかと、言葉になりません。
コースAT5 8月21日(日) 
講師:柳川浩三・萩原一郎 ⇒ 受付終了
午前テーマ:「教室と世界をツナグ4技能5領域の統合的な授業の作り方」
●生徒の言葉のやり取りを豊かにする。
●生徒の気づきや考え方の変化を掬い上げる。
●生徒自身が向き合わなければならない問いを立てる。
●教師の発話で生徒を動かす。

講師:柳川浩三(法政大学)

<過去受講者様アンケートの声>
・4領域5技能の時代に向けて、特に生徒同士のinteractionのモデルとしての体験がとても貴重でした。自分が授業で行っている内容と同じところもあり、それについては先生からの新たな視点をたくさんいただき、さらに授業改善に役立てて行けそうだと思いました。
・コミュニカティブな授業をスピーディーに体験することができて、やはり生徒主体に授業を進めることがいかに大切かが分かりました。また、コミュニカティブな授業の中でも、Passing(分構造を理解させる)をきちんと確保しないと、高次な活動ができないとの説明に、自分の授業にしまりがない理由が分かりました。
・宿題→活動を体験してみて自分自身が非常に頭を使ったことを感じた。内容、構成共に非常に勉強になったので、自身の生徒に会うものにアレンジして実践したいと思う。
午後テーマ:「スローラーナーを取り残さない指導 ~教師としての支援の在り方を見直す~」
前半では「英語コミュニケーションⅠ」の50分の授業を体験していただきながら、授業づくりについて考えます。後半では、英語を苦手とする中高生の具体的なつまずきの例をもとに、どのような支援ができるのかを参加者の皆さんと一緒に考えていきます。

講師:萩原一郎(都留文科大学)

<過去受講者様アンケートの声>
・スローラーナーの生徒に対する指導経験が長い先生から学ぶことができ、とても参考になりました。同時に有益な話をいただけてとても参考になりました。
・盛りだくさんの内容をありがとうございました。英語表現が学習内容を中学レベルから+αの形で理解させるのはとても良い方法だと感じました。新年度から実践してみたいと思います。
・具体的な指導実践をたくさんお聞きすることができ、大変参考になりました。本日学ばせていただいたことを復習し、英語が苦手な子でも楽しめる授業づくりをしていきたいです。

*講師・内容は都合により変更となる場合がございます。予めご了承ください。

ご受講にあたって

(1) コロナ対策について

現在感染症蔓延防止対策といたしまして、研修会場では座席の配置や衛星管理に十分配慮しております。
参加当日、37.5度以上の熱がある方や体調不良の方は来場をお控え下さい。

(2) 会場へのアクセス

ELEC研修会場
東京都千代田区神田錦町2-9 コンフォール安田ビル 地下1階
TEL:03-3219-5221

交通アクセス ・駅からの地図

*ELEC寄りの「生活彩家」は現在「ローソン」になっています

(3) 昼食について

ELEC研修会場の近隣には飲食店・カフェ・コンビニエンスストア等がございます。
また昼食時、研修会場内にご持参になったものをご飲食いただくことも可能です。

*お問い合わせ

研修会に関するご不明点などがございましたら以下までメールにてお問い合わせください。

ELEC教員研修部 宮地 miyaji★elec.or.jp もしくは 鈴木 suzuki★elec.or.jp (★を@に読み替えてください)